日本女性会議 2018 in 金沢

10月12日(金)・13日(土)は、
金沢市の金沢歌劇座ホールで開催された「日本女性会議 2018 in 金沢」に参加してまいりました。

日本女性会議は、国連婦人の10年を契機に、1984年に第1回大会が名古屋市で開催され、それ以
降、全国各地で講演やシンポジウム、分科会を通して、平等社会実現のため開催されています。今
回の金沢大会は35回目の開催であり、約2,000人の参加者が集いました。

一日目は、内閣府男女共同参画局長の池永肇恵氏による「フェアネスの高い社会の構築に向けて」と
題された基調講演のあと、9つの分科会に分かれて研修会が行なわれました。
私は、分科会5の「貧困と子どもの権利」に参加し、富山病院心療内科部長の明橋大二氏やNPO法人
の代表方々など3人のパネリストより、子どもの権利保障の観点から子どもの貧困問題について等、貴
重な講演を聞かせていただきました。
二日目の午前中は、宝生流能楽師の松田若子さんの記念講演と各分科会の報告があり、特に記念講
演では、松田さんの淡々とした語り口と内容の素晴らしさに会場の皆さんは能楽の世界に引き込まれ
ているようでした。


午後は、アトラクションとして地元の遊学館高等学校吹奏楽部の素晴らしいマーチング演奏と演技が披露
され、会場からは大きな拍手と熱いアンコールの声援が飛び交っていました!ちなみに遊学館高校吹奏
楽部は、12月にさいたまスーパーアリーナで開催される全国大会に出場するそうです。
今回初めて日本女性会議に参加させていただきましたが、内容的には非常に盛りだくさんでたいへん勉
強になりました。今後、小山市政においても、男女平等参画社会のさらなる推進に向け、議会サイドから
の具体的な施策の提案につなげていけたらと思います。