会派行政視察
私たちの会派「市政会」では、11月14日(火)から16日(木)にかけて、東北地方3市に行政視察に行って
まいりましたので、調査事項とその概要についてご報告します。
<視察地および内容>
14日(火) 秋田県大潟村 人口3,205人 面積170.11k㎡ 議員定数12人
視察内容 「大潟村農業チャレンジプラン」

◎概要
大潟村は、日本第二の湖と言われた八郎潟を国が昭和39年10月に干拓事業で創った村で、本市と同
規模の面積を有している。
大潟村は、第1次産業就労者が7割で農家1戸あたりの水田の耕作面積が15haと安定した大規模農業
経営を行っているが、急激に変化する農業情勢の中、後継者不足等や減反政策への対応及び所得向
上のため、様々な施策を展開しながら取り組んでいる。
特徴:〇稲作中心の大規模経営のモデル的な農業が中心。〇高所得に若い世代の担い手や後継者が
次々に戻ってくる。〇農業が産業として成り立つ村などである。
15日(水) 岩手県北上市 人口93,088人 面積437.60k㎡ 議員定数26人
視察内容 「北上市の工業振興政策」
◎概要
北上市は、国道4号、JR東北本線の南北幹線、国道107号・JR北上線の東西幹線が交差しており、近年
では、東北新幹線と東北縦貫自動車道、東北横断自動車道秋田線などの高速交通網が整備され、利便
性が高まっている。これらの交通利便性を活かし、工業振興政策を積極的に推進し、現在、690haの8つ
の工業団地には約250社が立地している。
今後の課題と対策:〇日本全域に押し寄せる産業の空洞化対策。〇企業の研究開発、イノベーションの
推進強化。〇岩手大学などの協力による産学官連携推進。〇小学生からの「ものづくり人材育成」強化。
〇起業フォローアップ日本一など。具体的なものとして、「北上市基盤技術支援センター」の整備、高度研
究機関の誘致、新・北上市工業振興計画(H23~32)、「北上市イノベーションパーク構想」などである。
16日(水) 宮城県仙台市 人口1,086,377人 面積786.30k㎡ 議員定数55人
視察内容 「下水道事業におけるアセットマネジメンの取組み」

◎概要
仙台市では下水道導入事業に関し、平成18年度よりアセットマネジメント(AM)の導入が検討され、まず、ワ
ーキンググループを設置し、下水道事業における問題点の抽出、国内事例がないため海外先進地視察によ
るベンチマーキングを行い、それを基に現地調査を実施し、平成20年AM導入戦略を策定し目指すべきAMの
構築に入った。平成23年度よりAM一部運用開始し、平成25年度より本格導入となった。
成果:〇維持管理情報の収集、市民要望への対応時間短縮。〇東日本大震災時での被害調査業務の迅速
化。〇下水道施設の目標耐用年数の設定に関し、標準耐用年数の1.5倍程度耐用年数が増える見通しがで
きた。〇施設の長寿命化による費用削減に寄与など。
今回の視察では、視察先の担当職員の方々の親切丁寧な説明と対応のお陰もあり、内容的には非常に盛り
だくさんでたいへん勉強になりました。今後、小山市政においても、議会サイドからの具体的な施策の提案に
つなげていきたいと思います。
まいりましたので、調査事項とその概要についてご報告します。
<視察地および内容>
14日(火) 秋田県大潟村 人口3,205人 面積170.11k㎡ 議員定数12人
視察内容 「大潟村農業チャレンジプラン」


◎概要
大潟村は、日本第二の湖と言われた八郎潟を国が昭和39年10月に干拓事業で創った村で、本市と同
規模の面積を有している。
大潟村は、第1次産業就労者が7割で農家1戸あたりの水田の耕作面積が15haと安定した大規模農業
経営を行っているが、急激に変化する農業情勢の中、後継者不足等や減反政策への対応及び所得向
上のため、様々な施策を展開しながら取り組んでいる。
特徴:〇稲作中心の大規模経営のモデル的な農業が中心。〇高所得に若い世代の担い手や後継者が
次々に戻ってくる。〇農業が産業として成り立つ村などである。
15日(水) 岩手県北上市 人口93,088人 面積437.60k㎡ 議員定数26人
視察内容 「北上市の工業振興政策」


◎概要
北上市は、国道4号、JR東北本線の南北幹線、国道107号・JR北上線の東西幹線が交差しており、近年
では、東北新幹線と東北縦貫自動車道、東北横断自動車道秋田線などの高速交通網が整備され、利便
性が高まっている。これらの交通利便性を活かし、工業振興政策を積極的に推進し、現在、690haの8つ
の工業団地には約250社が立地している。
今後の課題と対策:〇日本全域に押し寄せる産業の空洞化対策。〇企業の研究開発、イノベーションの
推進強化。〇岩手大学などの協力による産学官連携推進。〇小学生からの「ものづくり人材育成」強化。
〇起業フォローアップ日本一など。具体的なものとして、「北上市基盤技術支援センター」の整備、高度研
究機関の誘致、新・北上市工業振興計画(H23~32)、「北上市イノベーションパーク構想」などである。
16日(水) 宮城県仙台市 人口1,086,377人 面積786.30k㎡ 議員定数55人
視察内容 「下水道事業におけるアセットマネジメンの取組み」


◎概要
仙台市では下水道導入事業に関し、平成18年度よりアセットマネジメント(AM)の導入が検討され、まず、ワ
ーキンググループを設置し、下水道事業における問題点の抽出、国内事例がないため海外先進地視察によ
るベンチマーキングを行い、それを基に現地調査を実施し、平成20年AM導入戦略を策定し目指すべきAMの
構築に入った。平成23年度よりAM一部運用開始し、平成25年度より本格導入となった。
成果:〇維持管理情報の収集、市民要望への対応時間短縮。〇東日本大震災時での被害調査業務の迅速
化。〇下水道施設の目標耐用年数の設定に関し、標準耐用年数の1.5倍程度耐用年数が増える見通しがで
きた。〇施設の長寿命化による費用削減に寄与など。
今回の視察では、視察先の担当職員の方々の親切丁寧な説明と対応のお陰もあり、内容的には非常に盛り
だくさんでたいへん勉強になりました。今後、小山市政においても、議会サイドからの具体的な施策の提案に
つなげていきたいと思います。