会派行政視察 関西・東海方面
1月11日(水)から13日(金)にかけて、市議会の我が会派「市政会」では行政視察に行ってまいりましたので、
ご報告したいと思います。
今回は、関西・東海方面の視察で、強烈な寒波が押し寄せるとの予報でしたので、その影響が心配されました
が、交通機関等に影響も出ず、予定通りに視察する事ができました。
<視察地および内容>
11日(水) 京都府亀岡市 人口90,500人 面積224.8k㎡
視察内容 「セーフコミュニティ推進事業」


○セーフコミュニティとは
事故やケガは偶然に起こるのではなく予防することができるという考えに基づいて、誰もが安全で安心に
暮らすことができるまちづくりを、市民・行政・団体などが協働で進める取組みのことである。
○セーフコミュニティ導入の背景
・人と人とのつながりや地域の絆の希薄化
・不慮の事故や自殺による死者数が死亡原因の上位
・医療費・介護費の増加、財政負担の増加等
○セーフコミュニティの推進体制
市長を会長とする「亀岡市セーフコミュニティ推進協議会」を推進母体とし、町内組織「推進本部会議」、
地域(自治会)の実情課題に沿ったセーフコミュニティプログラムを実施する「モデル地区」、亀岡市全域
の課題に対応したセーフコミュニティプログラムを実施する「対策委員会」、専門家委員会「サーベイランス
委員会」からなっている。
○感想
亀岡市では、住民アンケートを実施するなど各地域ごとに課題を抽出し、地域の声を大切にすることにより、
行政と地域が積極的に連携・協働して課題解決を目指すというような取組み体制となっていると感じました。

JR亀岡駅前には、亀岡市が日本初となる「WHO(世界保健機関)セーフコミュニティ協働センターによる認証
都市」の看板が掲げられています!
12日(木) 三重県伊勢市 人口127,817人 面積208.35k㎡
視察内容 「スポーツ誘客推進事業(伊勢フットボールビレッジ現地調査)」

○事業の内容
人工芝ピッチ4面、天然芝ピッチ1面を有する「伊勢フットボールヴィレッジ」や、平成26年に全面人工芝グラウンド
へリニューアルした「倉田山公園野球場」などの市内スポーツ施設を活用し、スポーツ大会や合宿・イベント等を
開催することで市内への宿泊、観光客を誘致している。また、宿泊にあたり「集大会・スポーツ合宿誘致補助金」
の交付を行っている。


○クラブハウス・人工芝ピッチ4面・天然芝ピッチ1面を有する「伊勢フットボールヴィレッジ」の建設事業費に
ついては、伊勢市負担分が約 1 億 8 千万円とのことであり、主な工事は、赤福餅で知られる地元企業の㈱赤福
からの寄贈約 13 億円で、通常の事業整備では考えられない予算収入である。
○感想
小山市においても、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地誘致、2022年に栃木県で開催
予定の国体の準備に向け、スポーツに対する機運が高まっており、野球場やサッカー場をはじめスポーツ施設の
整備も計画が進められています。今後、スポーツ愛好者の増進とともに、誰でも身近なところで気軽に利用でき
る環境整備が必要と思われる。
13日(金) 愛知県一宮市 人口386,208人 面積113.82k㎡
視察内容 「尾張一宮駅前ビル 交流・文化拠点 整備事業(尾張一宮駅前ビル現地調査)」
○事業の内容
昭和20年代に建設された尾張一宮駅は、老朽化により平成6年、10年、12年、14年と市長、議会等に建替え
要望があった。平成15年駅ビルについて街頭アンケートを行った結果9割が建替えを希望していた。その後、
地域再生マネージャー事業を活用して「尾張一宮駅周辺地域再生整備事業」として検討を行い、平成24年9月
一宮市の尾張一宮駅前ビル(通称i―ビル)として竣工した。この駅ビルは、公共公益性を主体とした交流・文化
拠点として整備され、地上7階、延べ床面積約21,400㎡の複合施設で、1階が商業施設及び交番等、2階が貸
会議室、3階がシビックテラス及び市民活動支援センター等、4階が社会福祉協議会等、5階が中央子育て支援
センター等、6階がビジネス支援センター等、7階は400席を確保できるシビックホールとなっている。また、2階
から4階には駐車場を併設し5階から7階にかけては中央図書館も併設されている。
・総工費は約64.5億円 (国の補助金 約10億円・ 合併特例債 約43億3千万円・ 市一般財源など 約11億2千万円 )
・平成28年度より指定管理者制度を導入(約8,600万円)

5階から7階にかけては児童書、一般書、視聴覚などエリア別に図書館が設置されています。
図書館内に飲食ルームが設置されていました!

5階には子育て支援センターと子ども一時預かり施設が同一フロアーに設置されています。

3階のシビックテラスは、半屋外の広場で、交流と賑わいを創出するビルの象徴的なスペースだそうです。
○感想
尾張一宮駅駅前ビル交流・文化拠点整備事業は、本市の喫緊の課題であるロブレ再生について、また本市の
図書館の機能と役割を改めて考え直すための良い契機となりました。
今回の視察では、視察先の担当職員の方々の親切丁寧な説明と対応のお陰もあり、内容的には非常に盛りだく
さんでたいへん勉強になりました。今後、小山市政においても、議会サイドからの具体的な施策の提案につなげて
いきたいと思います。
ご報告したいと思います。
今回は、関西・東海方面の視察で、強烈な寒波が押し寄せるとの予報でしたので、その影響が心配されました
が、交通機関等に影響も出ず、予定通りに視察する事ができました。
<視察地および内容>
11日(水) 京都府亀岡市 人口90,500人 面積224.8k㎡
視察内容 「セーフコミュニティ推進事業」


○セーフコミュニティとは
事故やケガは偶然に起こるのではなく予防することができるという考えに基づいて、誰もが安全で安心に
暮らすことができるまちづくりを、市民・行政・団体などが協働で進める取組みのことである。
○セーフコミュニティ導入の背景
・人と人とのつながりや地域の絆の希薄化
・不慮の事故や自殺による死者数が死亡原因の上位
・医療費・介護費の増加、財政負担の増加等
○セーフコミュニティの推進体制
市長を会長とする「亀岡市セーフコミュニティ推進協議会」を推進母体とし、町内組織「推進本部会議」、
地域(自治会)の実情課題に沿ったセーフコミュニティプログラムを実施する「モデル地区」、亀岡市全域
の課題に対応したセーフコミュニティプログラムを実施する「対策委員会」、専門家委員会「サーベイランス
委員会」からなっている。
○感想
亀岡市では、住民アンケートを実施するなど各地域ごとに課題を抽出し、地域の声を大切にすることにより、
行政と地域が積極的に連携・協働して課題解決を目指すというような取組み体制となっていると感じました。

JR亀岡駅前には、亀岡市が日本初となる「WHO(世界保健機関)セーフコミュニティ協働センターによる認証
都市」の看板が掲げられています!
12日(木) 三重県伊勢市 人口127,817人 面積208.35k㎡
視察内容 「スポーツ誘客推進事業(伊勢フットボールビレッジ現地調査)」

○事業の内容
人工芝ピッチ4面、天然芝ピッチ1面を有する「伊勢フットボールヴィレッジ」や、平成26年に全面人工芝グラウンド
へリニューアルした「倉田山公園野球場」などの市内スポーツ施設を活用し、スポーツ大会や合宿・イベント等を
開催することで市内への宿泊、観光客を誘致している。また、宿泊にあたり「集大会・スポーツ合宿誘致補助金」
の交付を行っている。


○クラブハウス・人工芝ピッチ4面・天然芝ピッチ1面を有する「伊勢フットボールヴィレッジ」の建設事業費に
ついては、伊勢市負担分が約 1 億 8 千万円とのことであり、主な工事は、赤福餅で知られる地元企業の㈱赤福
からの寄贈約 13 億円で、通常の事業整備では考えられない予算収入である。
○感想
小山市においても、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地誘致、2022年に栃木県で開催
予定の国体の準備に向け、スポーツに対する機運が高まっており、野球場やサッカー場をはじめスポーツ施設の
整備も計画が進められています。今後、スポーツ愛好者の増進とともに、誰でも身近なところで気軽に利用でき
る環境整備が必要と思われる。
13日(金) 愛知県一宮市 人口386,208人 面積113.82k㎡
視察内容 「尾張一宮駅前ビル 交流・文化拠点 整備事業(尾張一宮駅前ビル現地調査)」


○事業の内容
昭和20年代に建設された尾張一宮駅は、老朽化により平成6年、10年、12年、14年と市長、議会等に建替え
要望があった。平成15年駅ビルについて街頭アンケートを行った結果9割が建替えを希望していた。その後、
地域再生マネージャー事業を活用して「尾張一宮駅周辺地域再生整備事業」として検討を行い、平成24年9月
一宮市の尾張一宮駅前ビル(通称i―ビル)として竣工した。この駅ビルは、公共公益性を主体とした交流・文化
拠点として整備され、地上7階、延べ床面積約21,400㎡の複合施設で、1階が商業施設及び交番等、2階が貸
会議室、3階がシビックテラス及び市民活動支援センター等、4階が社会福祉協議会等、5階が中央子育て支援
センター等、6階がビジネス支援センター等、7階は400席を確保できるシビックホールとなっている。また、2階
から4階には駐車場を併設し5階から7階にかけては中央図書館も併設されている。
・総工費は約64.5億円 (国の補助金 約10億円・ 合併特例債 約43億3千万円・ 市一般財源など 約11億2千万円 )
・平成28年度より指定管理者制度を導入(約8,600万円)


5階から7階にかけては児童書、一般書、視聴覚などエリア別に図書館が設置されています。
図書館内に飲食ルームが設置されていました!

5階には子育て支援センターと子ども一時預かり施設が同一フロアーに設置されています。

3階のシビックテラスは、半屋外の広場で、交流と賑わいを創出するビルの象徴的なスペースだそうです。
○感想
尾張一宮駅駅前ビル交流・文化拠点整備事業は、本市の喫緊の課題であるロブレ再生について、また本市の
図書館の機能と役割を改めて考え直すための良い契機となりました。
今回の視察では、視察先の担当職員の方々の親切丁寧な説明と対応のお陰もあり、内容的には非常に盛りだく
さんでたいへん勉強になりました。今後、小山市政においても、議会サイドからの具体的な施策の提案につなげて
いきたいと思います。