fc2ブログ

地域科学研究会セミナー「実践期の空き家対策」

3月29日(水)は、
剛堂会館会議室(東京都千代田区)において開催された、地域科学研究会主催の「実践期の空き家
対策」セミナーを受講してきました。その講義概要と講師は下記の通りです。

IMG_20170331_081734_convert_20170331084413.jpg 
1、空き家対策の現状と課題 講師:㈱富士通総研経済研究所 米山秀隆氏
2、空き家緊急総合対策事業について 講師:高崎市建設部建築住宅課 富田浩司氏
3、空き家を活用した地域共生のまちづくり 講師:世田谷区都市整備政策部住宅課 坂本能崇氏・
                     (一財)世田谷トラストまちづくり 荒井千鶴氏 
4、居住支援としての空き家問題対策 講師:(公社)かながわ住まいまちづくり協会 入原修一氏 
   
IMG_20170329_114522_convert_20170331084204.jpg IMG_20170329_155510_convert_20170331084225.jpg

セミナーは4部構成で進められ、
1部では、全国に空き家が820万戸(2013年の総務省統計、次回は2018年)も存在するという実態
とその対策、空き家が増加する原因、利活用促進への課題について、また2部〜4部では、高崎市・
世田谷区・神奈川県のそれぞれの自治体での先進的な取り組みや解決実績等について具体的な
事例を交えながらの説明を受け、最後に質疑応答という流れでした。

小山市の空き家の状況は、10,550戸(2013年の総務省統計)存在し、内訳は一戸建てが3,450戸、
共同住宅の空き室が7,100戸とのことであります。
小山市にとっても空き家対策は喫緊の課題であり、今年度より庁内に空き家対策室が設置され、さ
らに有識者による空家等対策協議会が設立されるなど、空き家対策への取り組みが強化されつつ
あるようです。今後は、平成27年から施行されている空家対策特別措置法の認知度を高めることが
重要であり、行政が積極的に関わることにより、所有者をはじめ不動産業者や司法書士など関連業
界から信頼が得られ、適正管理や定住促進・移住など、社会資源として活用することも可能になるの
ではないかと思われます。
今回のセミナーは、私も議会の一員として、本市の空き家対策についてしっかり取り組んでいくため
のきっかけになるような有意義なセミナーでありました。

第10回小山第二中学校吹奏楽部スプリングコンサート

第10回小山第二中学校吹奏楽部スプリングコンサートが、3月25日土曜日、小山市立文化センター
において開催されました。
吹奏楽部では2年生の次女がチューバを担当しており、当日私は、保護者として会場設営やリハー
サル等の準備のお手伝いをしました。

IMG_20170327_081952_convert_20170327135822.jpg
スプリングコンサートは、3年生の先輩方と演奏できる最後の機会となるため、1・2年生は感謝の
気持ちを込め最高のハーモニーを届けようと、この日のために日々練習に励んできたようです。

IMG_20170325_093304_convert_20170327135859.jpg
コンサートは2部構成で行なわれ、午後2時にスタートし、休憩を挟んでの約2時間、生徒たちは素晴
らしい演奏を披露してくれました。
そして1部と2部の間の時間には、鉢花が当たる抽選会も実施されました。
ご来場いただいた400人を超える多くの皆さまに、二中サウンドを存分に楽しんでいただけたようです。

コンサート終了後の午後6時からは、小山グランドホテルにおいて、3年生を送る会とコンサートの慰労
会が開催され、そちらにも出席させていただきました。

顧問の先生方をはじめ、部員、保護者など多くの皆さまが参加され、お互いの親睦を深め合うことが
できたようです。特に3年生と1・2年生のお別れのやりとりの場面では、笑いと涙ありで大いに盛り
上がりました。

3年生の皆さんには、これからも吹奏楽を続けていってほしいと思います。
来年はぜひ、第11回目となるスプリングコンサートを見に来てください!

認定こども園みのり幼稚園 新園舎落成&創立50周年

3月25日(土)は、
認定こども園みのり幼稚園の新園舎落成式と創立50周年記念式典に参加してまいりました。

認定こども園は、幼稚園と保育所のそれぞれの良い機能を合わせ持ち、保育と教育を一体的
に行ない小学校就学前までの質の高い幼児教育を目指していくというもので、小山市でも平成
27年度からこの制度がスタートしており、現在市内に7園ありますが、今回のみのり幼稚園を含
めると29年度からは9園が認可施設となります。

IMG_20170327_081702_convert_20170327135710.jpg IMG_20170325_113045_convert_20170327135801.jpg
午前11時より、お遊戯室において認定こども園新園舎の落成式が開催されました。
式典前に新園舎を見学させていただきましたが、教室やトイレにはかわいらしいキャラクターや
お花が用いられ子どもたちに親しみやすいものとなっており、また、室内の壁や床には木材が
ふんだんに使われ、木の模様が強調されているのが特徴的でした。

IMG_20170327_081754_convert_20170327135733.jpg
12時からは、場所を小山グランドホテルに移動し創立50周年記念式典が盛大に行われました。

私は、昭和43年度のみのり幼稚園卒園生として紹介され、乾杯の音頭をとらせていただきまし
た。乾杯の発声に前に、元理事長の近藤先生がどのような思いで幼稚園を築き上げてこられ、
そして現理事長の小澤先生がしっかりとその意志を引き継いで現在の素晴らしい認定こども園
みのり幼稚園に成長されたことを、一言感謝の気持ちとして述べさせていただきました。

記念イベントとして、石田桃子さん(石田純一さんの姉・ピアニスト・シンガーソングライター)と古
賀圭侑さん(ベース)の生演奏などもあり、大変素晴らしい記念式典でした。

子育て支援日本一を目指している小山市において、幼児教育のリーダーとして発展を続けるみ
のり幼稚園の卒園生であることを誇りに思います。
今後、卒園生の皆さんや地域の皆さんに60年、70年と支援の輪を広げていっていただくことを
心から祈念いたします。

認定こども園みのり幼稚園創立50周年おめでとうございます!

穂積小学校卒業式

本日3月17日(金)は、
小山市立穂積小学校の卒業式に来賓として出席し、祝辞を述べさせていただきました。
卒業生の皆さん、そして保護者の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

小山市では、市内の小学校27校(平成29年度から24校になります)すべてに市議が来賓
として出席できるようにと、学区に市議のいない小学校には、複数の市議がいる小学校か
ら一人の議員が選ばれて出席することになっています。
本来私は城東小学校が学区ですが、3人の市議がいるため、今回、穂積小学校に出席さ
せていただきました。

IMG_20170317_110134_convert_20170317211513.jpg

穂積小学校の卒業生は19名(男子10名 女子9名)で、多くの生徒は少し大きめな制服で、
その晴れ姿がかわいらしく印象的でした。
ちなみに、市内全27小学校の卒業生は1539名(平成29年1月1日現在)とのことでした。

今年の卒業生は東日本大震災の年に入学し、一昨年は本市に大きな被害をもたらした関東
東北豪雨災害も体験した世代の子どもたちです。
これらの大災害を体験したことにより、優しさと強さを備え持った子どもたちがこれからの小山
市を支えてくれることと思います。

偶然にも、穂積小学校は私にとりまして昭和50年に卒業をした「我が母校」でありました!
これからも地域の誇りとしてますます発展してほしいものです!

2月議会閉会 議員全員協議会

3月14日(火)は、
2月15日から28日間に及んだ2月議会が閉会しました。
10時からの本会議では、総務常任委員会での審査報告をさせていただきましたが、
今回は10議案であったため、報告時間が約15分ほどかかりました。
各常任委員長報告のあと一部討論がありましたが、採決の結果、平成29年度当初
一般会計予算608億5千万円をはじめ、上程された全ての45議案は可決されました。
いよいよ本格的な小山市政がスタートすると言えるでしょう。

午前中の本会議に続き、午後は議員全員協議会が開催されました。
議題は、老朽化した市役所本庁舎の整備についてで、
「小山市本庁舎整備については、新庁舎として建替えるべきである」とする提言を全会
一致で決めました。
尚、提言書には次の3つの付帯意見も添えることとしました。
1、本庁舎の整備については、予想される災害への対応などを含めた市の重要かつ喫
  緊の課題であることから、市の最重点の事業として位置づけ、早期かつ着実な事業
  の推進を図り、市民の安全を守る拠点施設とすること。
2、分散している各庁舎は、市民サービスの向上や、行政事務の効率化のため、機能
  を1か所に集約すべきこと。また、耐震改修工事との比較や事業費等について、広
  く市民に説明し、新庁舎建設について充分理解を求めること。
3、公共施設等総合管理計画及び公共施設等マネジメント推進計画との整合性を図り、
  不要な財産を売却するなど、財源の確保に努めるとともに、総務省の示した地方財
  政措置についても、その活用について充分検討すること。  以上 

近日中に、市議会を代表し、議長から大久保市長に提言書を提出する予定であります。

城山サクラ・コモン全体消防訓練

昨日3月11日(土)は、
城山サクラ・コモン管理組合とまちなか交流センター「おやま~る」の合同主催による2016年度
城山サクラ・コモン全体消防訓練に参加しました。

城山サクラ・コモンは城山町3丁目に市街地再開発事業として4年前に完成した21階建て、
高さ72m、133戸のマンションで、建物の1階には店舗、2階に保育所・まちなか交流センター
等が入っております。
今回の訓練では、マンション住民の方々ばかりでなく、これらのお店や施設の関係者の方々
も参加、協力をしてくださいました。

IMG_20170311_101055_convert_20170312162818.jpg
訓練の内容は、マンションの2階から出火したという想定で、実際に火災報知器を発動させ、
火災発生アナウンスにより避難経路の確認などを行ないながら、避難場所の公園まで避難
するといった本番さながらの訓練を行いました。

IMG_20170311_102354_convert_20170312162840.jpg
避難場所となった公園では、城山サクラ・コモン防火管理者による避難完了報告、上町
自主防災会会長からの講評などがあり、避難場所で使用できるロケットストーブの実演・
説明もありました。

IMG_20170311_105017_convert_20170312162901.jpg
まちなか交流センターでは、防災士による特別プログラムも実施されました。

今回の訓練は、130世帯のマンション規模からすると若干少なめの参加者だったと感じました
が、ご高齢の方から若い世代の方まで幅広く参加していただけたのが特徴だったと思います。 
防災対策を推進していくためには、行政に頼るばかりでなく、常日頃からお一人お一人が防災
に対する心構えをしっかりと持つことが大切であることを実感させられました!

小山第三中学校卒業式

昨日3月9日(木)は、
小山第三中学校の第35回卒業式に出席しました。
卒業生の皆さん、そして保護者の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
IMG_20170309_113745_convert_20170310200446.jpgIMG_20170310_201107_convert_20170310201458.jpg

小山第三中学校の卒業生は262名(8クラス)で、市内全11中学校の卒業生は
1559名とのことでした。
在校生による送辞と卒業生による答辞は、いつもながらとても感動的で素晴らし
いものでした。

卒業生の皆さん、
それぞれの夢に向かって、新たな一歩を踏み出して行ってください!

春の火災予防運動週間

3月1日〜7日は、春の火災予防運動週間が全国各地で実施されました。
私が所属する上町消防団では、期間中、消防ポンプ車に乗り込み管轄地内である
小山駅周辺地域を巡回し啓発活動を行いました。

s1_convert_20170307170854.jpg
平成29年春の火災予防運動用ポスターと全国統一防火標語です。

消防白書によると、平成28年1月から6月までの半年間における全国の出火件数は
20,180件で、火災による死者数は850人、負傷者数は3,261人となっています。
これは、1日あたり111件、13分ごとに1件の火災が発生したことになるそうです。

小山市では、去る2月4日住宅1棟が全焼し、ご家族5名が亡くなるという大変痛ましい
火災が発生したことに伴い、2月5日〜3月7日まで住宅火災特別警戒を実施しました。

「火は消すことよりも出さないことが大切です!」
日頃からの火災予防の取り組みの重要性を改めて再認識させられました。

議会改革推進協議会答申

3月1日(水)は、
私が副委員長を務める「小山市議会改革推進協議会」において協議をさせていただいた
最終報告書(答申書)を委員長とともに議長へ提出しました。
IMG_1318_convert_20170303081855.jpg

小山市議会では議会基本条例の制定などを受け、議会改革が進められております。
議会改革推進協議会は、昨年4月4日に議長からの諮問を受け、約11ヶ月間にわたり
計8回の協議会を開催し、様々な検討と協議を重ねてまいりました。
協議結果の内容は下記の通りです。
1、タブレット端末の導入(ペーパーレス化)について
2、常任委員会の複数所属について
3、議員全員協議会での会派間・議員間討議について
4、閉会中における常任委員会の活動の活性化について
5、議長(副議長)立候補制の導入(本会議場での所信表明)について
6、議会放送の拡充について
7、議会広報誌の拡充について
8、本会議中継のハイビジョン化について
9、政務活動費の使途基準の検討について
10、適正な議員定数・議員報酬等の検討について
11、議員の産休・育休の条例化について
12、議員提案条例等制定の研究について
13、在職25年の肖像画の廃止について
14、議会版ロードマップの導入について
15、議員研修会の開催について

以上の協議結果を議長に答申 しました。
プロフィール

植村 一

Author:植村 一
小山市議会議員 
うえむら はじめ
リンクより、ホームページをご覧ください。

リンク
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR
最新コメント