議会広報委員会 行政視察
私の所属する議会広報委員会では、1月15日(水)・16日(木)の二日間、兵庫、大阪方面に行政視察に行って
きました。その調査事項と概要について報告したいと思います。
<視察地および内容>
15日(水) 兵庫県丹波市 人口約65,000人 面積493.21k㎡ 議員定数20人
視察内容 「議会だより『たんばりんぐ』・読者モニター会議について」

○事業の概要
議会だより『たんばりんぐ』について 丹波市議会では、平成26年から議会広報誌の改革を進め、堅苦しい紙面
作りからの脱出を図り、親しみやすい紙面作りを行なうことで、議会だよりえお通じて市議会や市政に関心を持ち、
参加する市民を増やすことを最終目標と定めて取り組んできた。
3つのポイントとして①ターゲットは30代から40代の子育て世代の女性 ②めざすは、5分で読破できる議会だより
③常に読者目線を忘れずに を掲げ編集にあたっている。
読者モニター会議(通称:読モ会議)について 平成27年度は「議会編集委員会」として、市民モニター12名と意
見交換を行なったが、平成29年度からは「読モ会議」として、市内県立高校の生徒と議会だより編集に携わる議
員がグループワークを通して、現行の議会だよりの良い点・悪い点の洗い出しや、読みたくなるような紙面にする
ための提案などを行なっている。
○感想
丹波市議会だよりの『たんばりんぐ』を実際に読んでみると、本市の市議会だよりと比較すると写真や余白部分が
多く、全体が明るいイメージを受けた。また、市民との意見交換や、様々な年代の方々からアイデアをもらう機会を
設け、市民や傍聴者が登場するコーナーがあるなど、思わず手に取ってみたくなる広報誌であると感じた。
16日(木) 大阪市北区
視察内容 栃木県大阪センター 訪問

○栃木県大阪センターの概要
主な業務 観光物産情報・魅力発信、県産品販路開拓、企業誘致、関西県人会業務等
人員体制 県職員3名、非常勤嘱託員1名、臨時補助員1名
今後、小山市議会、小山市政においても、今回の行政視察で学んだ事案等が反映できるよう、議会サイドからの
具体的な施策の提案等につなげていきたいと思います。
きました。その調査事項と概要について報告したいと思います。
<視察地および内容>
15日(水) 兵庫県丹波市 人口約65,000人 面積493.21k㎡ 議員定数20人
視察内容 「議会だより『たんばりんぐ』・読者モニター会議について」

○事業の概要
議会だより『たんばりんぐ』について 丹波市議会では、平成26年から議会広報誌の改革を進め、堅苦しい紙面
作りからの脱出を図り、親しみやすい紙面作りを行なうことで、議会だよりえお通じて市議会や市政に関心を持ち、
参加する市民を増やすことを最終目標と定めて取り組んできた。
3つのポイントとして①ターゲットは30代から40代の子育て世代の女性 ②めざすは、5分で読破できる議会だより
③常に読者目線を忘れずに を掲げ編集にあたっている。
読者モニター会議(通称:読モ会議)について 平成27年度は「議会編集委員会」として、市民モニター12名と意
見交換を行なったが、平成29年度からは「読モ会議」として、市内県立高校の生徒と議会だより編集に携わる議
員がグループワークを通して、現行の議会だよりの良い点・悪い点の洗い出しや、読みたくなるような紙面にする
ための提案などを行なっている。
○感想
丹波市議会だよりの『たんばりんぐ』を実際に読んでみると、本市の市議会だよりと比較すると写真や余白部分が
多く、全体が明るいイメージを受けた。また、市民との意見交換や、様々な年代の方々からアイデアをもらう機会を
設け、市民や傍聴者が登場するコーナーがあるなど、思わず手に取ってみたくなる広報誌であると感じた。
16日(木) 大阪市北区
視察内容 栃木県大阪センター 訪問

○栃木県大阪センターの概要
主な業務 観光物産情報・魅力発信、県産品販路開拓、企業誘致、関西県人会業務等
人員体制 県職員3名、非常勤嘱託員1名、臨時補助員1名
今後、小山市議会、小山市政においても、今回の行政視察で学んだ事案等が反映できるよう、議会サイドからの
具体的な施策の提案等につなげていきたいと思います。
地域科学研究会セミナー
12月19日(木)は、
剛堂会館会議室(東京都千代田区)において開催された、地域科学研究会主催の「ゴミ屋敷の解消
手法と福祉的支援策」セミナーを受講してきました。その講義概要と講師は下記の通りです。

1、ごみ屋敷条例の現状と課題 講師:関東学院大学副学長 出石稔氏
2、精神医学的視点からのごみ屋敷対策 講師:東京都立中部総合精神保健福祉センター副所長 菅原誠氏
3、{神戸市}ごみ屋敷対策の取り組み 講師:神戸市環境局環境政策課地域環境政策担当課長 佐々木昇一氏
4、{横須賀市}ごみ屋敷条例に基づく行政代執行の実施と福祉的支援 講師:横須賀市福祉部福祉総務課長 古谷久乃氏
5、{東京・文京区}地域と連携したごみ屋敷への支援と仕組みづくり 文京区社会福祉協議会地域福祉推進係
地域連携ステーション係長 浦田愛氏

セミナーは5部構成で進められた。
第1部 ごみ屋敷問題の所在として①確信犯的発生②個人の生活感に起因する発生③高齢者世帯等
での発生があり、中でも③が一番の課題である。
また2部〜5部では、京都市・郡山市・神戸市・横須賀市・豊田市・東京都文京区のそれぞれの自治
体での先進的な取り組みや解決実績等について具体的な事例を交えながらの説明を受け、最後に質疑
応答という流れでした。
全国各地では年々空き家が増加しており、それに伴って危険家屋やごみ屋敷問題などが社会問題化して大きな問
題となっています。小山市においても平成30年に空家対策計画が策定されたものの、それに連動するごみ屋敷問
題は積極的に取り組まなければならない課題であると考えます。
今回のセミナーは、私も議会の一員として、本市の空き家対策とともにごみ屋敷問題についてしっかり取り組んでい
くためのきっかけになるような有意義なセミナーでありました。
剛堂会館会議室(東京都千代田区)において開催された、地域科学研究会主催の「ゴミ屋敷の解消
手法と福祉的支援策」セミナーを受講してきました。その講義概要と講師は下記の通りです。

1、ごみ屋敷条例の現状と課題 講師:関東学院大学副学長 出石稔氏
2、精神医学的視点からのごみ屋敷対策 講師:東京都立中部総合精神保健福祉センター副所長 菅原誠氏
3、{神戸市}ごみ屋敷対策の取り組み 講師:神戸市環境局環境政策課地域環境政策担当課長 佐々木昇一氏
4、{横須賀市}ごみ屋敷条例に基づく行政代執行の実施と福祉的支援 講師:横須賀市福祉部福祉総務課長 古谷久乃氏
5、{東京・文京区}地域と連携したごみ屋敷への支援と仕組みづくり 文京区社会福祉協議会地域福祉推進係
地域連携ステーション係長 浦田愛氏


セミナーは5部構成で進められた。
第1部 ごみ屋敷問題の所在として①確信犯的発生②個人の生活感に起因する発生③高齢者世帯等
での発生があり、中でも③が一番の課題である。
また2部〜5部では、京都市・郡山市・神戸市・横須賀市・豊田市・東京都文京区のそれぞれの自治
体での先進的な取り組みや解決実績等について具体的な事例を交えながらの説明を受け、最後に質疑
応答という流れでした。
全国各地では年々空き家が増加しており、それに伴って危険家屋やごみ屋敷問題などが社会問題化して大きな問
題となっています。小山市においても平成30年に空家対策計画が策定されたものの、それに連動するごみ屋敷問
題は積極的に取り組まなければならない課題であると考えます。
今回のセミナーは、私も議会の一員として、本市の空き家対策とともにごみ屋敷問題についてしっかり取り組んでい
くためのきっかけになるような有意義なセミナーでありました。
民生常任委員会行政視察
私の所属する民生常任委員会では、10月13日(水)から15日(金)にかけて、香川、岡山方面に行政視察
に行ってきました。私は、都合により13日・14日の二日間の参加でありましたが、その調査事項と概要につ
いて報告したいと思います。
<視察地および内容>
13日(水) 香川県高松市 人口約428,000人 面積375.52k㎡ 議員定数40人
視察内容 「高齢者見守りへのICT活用について」

○事業の概要
高松市では、様々な高齢者見守り事業を推進しているが、警察から市への情報提供に基づき事前登録をして
いる捜査協力員及び関係機関に対して情報提供を行なう「徘徊高齢者電子メール配信システム事業」では、
家族が公開捜査を拒否したり、捜査協力員数が伸び悩んだりしており、「あんしん通報サービス事業」において
は、転倒事故等の突発的な身体異常への対応が困難で、利用も屋内に限定される等、既存の事業だけでは
見守りが不十分であり、さらに、地域のつながりの希薄化に伴う近所同士の見守りの低下や、介護施設による
受け入れ等の限界を背景に、ICTを活用した新たな高齢者見守り事業の調査研究が進められている。
14日(木) 岡山県岡山市 人口約720,000人 面積789.95k㎡ 議員定数46人
視察内容 「在宅介護総合特区(AAAシティおかやま)について」

○事業の概要
岡山市では、平成25年より、全国に例のない、在宅介護に特化した特区の構築を推進してきた。「介護が必要
になっても住み慣れた地域で安心して暮らすことができる社会の構築」をコンセプトに、平成25年2月から平成30
年3月を第1期として①デイサービス改善インセンティブ事業②最先端介護機器貸与モデル事業③介護予防ポイ
ント事業④医療法人による配食事業サービスの実施⑤訪問介護・介護事業者に対する駐車場許可簡素化等に
取り組んできた。平成30年4月からは第2期にとして①高齢者の活躍推進事業②訪問介護インセンティブ事業③
介護ロボット普及推進事業④認知症情報共有事業等を推し進めている。
○感想
高松市での視察研修では、高齢者の徘徊や転倒事故が問題となっている昨今、実用的で効果的な高齢者見守り
事業の調査研究は重要な課題であり、視察当日は最新機器を装着し実体験させていただく等、有意義な視察であ
りました。
岡山市では、社会保障費が右肩上がりで推移し、介護給付費の増大に伴う将来負担の上昇が避けられない今、全
国に例のない、在宅介護に特化した「在宅介護総合特区」には、高齢者を取り巻く課題を解決する様々な解決策が
存在していたように感じました。
今後、小山市政においても、議会サイドからの具体的な施策の提案等につなげていきたいと思います。
に行ってきました。私は、都合により13日・14日の二日間の参加でありましたが、その調査事項と概要につ
いて報告したいと思います。
<視察地および内容>
13日(水) 香川県高松市 人口約428,000人 面積375.52k㎡ 議員定数40人
視察内容 「高齢者見守りへのICT活用について」


○事業の概要
高松市では、様々な高齢者見守り事業を推進しているが、警察から市への情報提供に基づき事前登録をして
いる捜査協力員及び関係機関に対して情報提供を行なう「徘徊高齢者電子メール配信システム事業」では、
家族が公開捜査を拒否したり、捜査協力員数が伸び悩んだりしており、「あんしん通報サービス事業」において
は、転倒事故等の突発的な身体異常への対応が困難で、利用も屋内に限定される等、既存の事業だけでは
見守りが不十分であり、さらに、地域のつながりの希薄化に伴う近所同士の見守りの低下や、介護施設による
受け入れ等の限界を背景に、ICTを活用した新たな高齢者見守り事業の調査研究が進められている。
14日(木) 岡山県岡山市 人口約720,000人 面積789.95k㎡ 議員定数46人
視察内容 「在宅介護総合特区(AAAシティおかやま)について」


○事業の概要
岡山市では、平成25年より、全国に例のない、在宅介護に特化した特区の構築を推進してきた。「介護が必要
になっても住み慣れた地域で安心して暮らすことができる社会の構築」をコンセプトに、平成25年2月から平成30
年3月を第1期として①デイサービス改善インセンティブ事業②最先端介護機器貸与モデル事業③介護予防ポイ
ント事業④医療法人による配食事業サービスの実施⑤訪問介護・介護事業者に対する駐車場許可簡素化等に
取り組んできた。平成30年4月からは第2期にとして①高齢者の活躍推進事業②訪問介護インセンティブ事業③
介護ロボット普及推進事業④認知症情報共有事業等を推し進めている。
○感想
高松市での視察研修では、高齢者の徘徊や転倒事故が問題となっている昨今、実用的で効果的な高齢者見守り
事業の調査研究は重要な課題であり、視察当日は最新機器を装着し実体験させていただく等、有意義な視察であ
りました。
岡山市では、社会保障費が右肩上がりで推移し、介護給付費の増大に伴う将来負担の上昇が避けられない今、全
国に例のない、在宅介護に特化した「在宅介護総合特区」には、高齢者を取り巻く課題を解決する様々な解決策が
存在していたように感じました。
今後、小山市政においても、議会サイドからの具体的な施策の提案等につなげていきたいと思います。
栃木県南6市議会議長会研修会
8月7日(水)は、
佐野市のホテルサンルート佐野で開催された、栃木県南6市議会議長会研修会に参加しました。

研修会のテーマは、「最近の大規模災害に学ぶこれからの地域防災」について。
東京大学大学院情報学環特任教授・群馬大学名誉教授の片田敏孝氏を講師に迎え、テーマに
沿ってご講義をいただきました。
今回の研修会では、東日本大震災や昨年発生した西日本豪雨災害などの事例を交えて、多くの
災害現場の教訓から学ばれたとても貴重なお話を伺うことができました。
近年のいくつもの大規模災害を経て、これまでの「行政主導で防災対策を強化する」という方向か
ら、住民が「自らの命は自らが守る」という意識を持ち自らの判断で避難行動をとり、それを行政が
全力でサポートするという、防災に対する大きな方向転換の時を迎えているというものでありました。
つまり、行政が対策を積み上げて国民を導いていくハード面とソフト面の対策には限界があり、住民
には自分の命を守る主体的な姿勢が求められており、『行政サービス』から『行政サポート』への転換
であるとも言えるとのことです。
今回の研修を受けて、私もより一層、地域防災力強化について考えていきたいと思います!
佐野市のホテルサンルート佐野で開催された、栃木県南6市議会議長会研修会に参加しました。

研修会のテーマは、「最近の大規模災害に学ぶこれからの地域防災」について。
東京大学大学院情報学環特任教授・群馬大学名誉教授の片田敏孝氏を講師に迎え、テーマに
沿ってご講義をいただきました。
今回の研修会では、東日本大震災や昨年発生した西日本豪雨災害などの事例を交えて、多くの
災害現場の教訓から学ばれたとても貴重なお話を伺うことができました。
近年のいくつもの大規模災害を経て、これまでの「行政主導で防災対策を強化する」という方向か
ら、住民が「自らの命は自らが守る」という意識を持ち自らの判断で避難行動をとり、それを行政が
全力でサポートするという、防災に対する大きな方向転換の時を迎えているというものでありました。
つまり、行政が対策を積み上げて国民を導いていくハード面とソフト面の対策には限界があり、住民
には自分の命を守る主体的な姿勢が求められており、『行政サービス』から『行政サポート』への転換
であるとも言えるとのことです。
今回の研修を受けて、私もより一層、地域防災力強化について考えていきたいと思います!
栃木県市議会議長会議

7月24日(水)は、
下野市役所2階会議室で開催された「栃木県市議会議長会議」に参加してまいりました。
この会議は、県内14市の正副議長が構成員となり、毎年持ち回りで開催されているもの
です。今回は下野市が開催市となり、ちょうど第300回目の議長会議となりました。

会議では、開催市の下野市議会議長より会務報告、令和元年度補正予算案等の議案審
議、今後の行事予定等について協議され、無事承認されました。
そして、情報交換会では、開催市の広瀬下野市長より「下野市の目指す未来」というテーマ
の講演がありました。
内容は、1道の駅の整備、2新庁舎の開庁、3大松山運動公園の再整備、4シティプロモー
ション事業、5こども医療費助成18歳へ拡大 についてでした。
特に、「道の駅しもつけ」のオープンが、東日本大震災発生直後の平成23年3月26日であった
との講演では、市長の決断と市職員や関係者のたいへんなご尽力があったことを知ることがで
きました。
ちなみに3月26日は私の誕生日なので、「道の駅しもつけ」には親近感を持ってしまいました。
下野市長の講演をはじめ、14市の正副議長と情報交換などもでき、たいへん有意義な議長
会議でありました。